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『ラプラスの魔女』壮絶な人生のドラマ【映画】

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映画『ラプラスの魔女』は、2018年5月に劇場公開されました。
原作は東野圭吾さんの同名小説です。
監督を三池崇史さん、脚本を八津弘幸さんが務めました。

ラプラスとは、かつて実在したフランス人学者のピエール=シモン・ラプラスのことです。
18世紀から19世紀にかけて数学・物理学・天文学の分野で功績を残しています。
彼は、力学的な状態と力を知り、解析できる知性があれば、未来もすべて予見できると述べました。
この提唱は、後に「ラプラスの悪魔」(Laplace’s demon)と呼ばれるようになりました。

東野圭吾さん原作の『ラプラスの魔女』は、この「ラプラスの悪魔」という古典物理学の概念がモチーフになっています。

本作には、特別な能力を医学の力によって与えられた羽原円華(広瀬すずさん)と甘粕謙人(福士蒼汰さん)が登場します。

この物語では、赤熊温泉という温泉地で硫化水素中毒死が起こります。
県警本部から捜査協力を依頼されたのが、地球科学の専門家である青江修介(櫻井翔さん)です。
事故死と思われるが、原因究明のため調査することになります。

この件について、刑事の中岡祐二(玉木宏さん)は、計画殺人を疑います。
若い妻が、遺産目的に初老の夫を事故死に見せかけて殺害したと考えたのです。
中岡は以前に、今回死亡した男性の母親から、息子を心配する相談を受けていました。

中岡は、他殺の可能性について調査したいと、青江に協力を求めます。
だが、青江は気象条件が安定しない屋外で計画的に硫化水素を発生させて殺害することは不可能だと伝えます。

果たして、自然現象を把握して殺人を起こすことができるのでしょうか。

さらに、苫手温泉という別の温泉地でも再び硫化水素中毒による不審死が起こります。青江教授は、この硫化水素中毒死でも地元新聞社の依頼で調査することになりました。

青江は、調査のため訪れた地で、羽原円華という少女と出会います。
彼女は、青江が以前に赤熊温泉で調査していた際にも、硫化水素中毒死が起こった現場に現れた少女です。

彼女は、誰かを探しているようです。
そして、青江の前で次々と不思議な力を披露します。

羽原円華が探しているのは、物語の途中から登場する甘粕謙人です。
甘粕謙人は、羽原円華と同じような能力を持ち、また壮絶な過去を持つ物語の重要人物です。

物語の最後、クライマックスは驚きの展開です。
気象条件を計算に入れた驚愕の現象が起こります。
実写映画がどのように完成しているかは見所です。

ラプラスの魔女
出典:Amazon

原作は東野圭吾さんの同名小説『ラプラスの魔女』(角川書店, 2015年5月)。

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