本・小説 『赤い砂を蹴る』石原燃 ‐ 身近な社会問題を凝縮したような作品【書評】 石原燃さんのデビュー小説『赤い砂を蹴る』。この物語は、主人公とその友人が、日系ブラジル人の農場へ向かう旅の途中から始まる。 2020.08.07 本・小説
コラム 誉田哲也さんの警察小説、姫川玲子シリーズ 誉田哲也さんの姫川玲子シリーズは、2006年から2017年にかけて、光文社より9巻が発売されています。ジャンルは、警察小説あるいは推理小説。誉田哲也さんは、第1作の『ストロベリーナイト』に続き、次々と「姫川玲子シリーズ」の作品を発表してきました。 2020.08.03 コラム
本・小説 徐々に明かされる「アキちゃん」の人物像(三木三奈)【書評】 三木三奈さんの小説『アキちゃん』は第125回文學界新人賞を受けた作品。小説『アキちゃん』は、一人の女性が小学5年のときに同級生だったアキちゃんのことを、回想しながら語る構成である。 2020.07.31 本・小説
コラム 白石一文さんへのインタビュー ‐ 小説家に必要な資質について学ぶ(公募ガイド2020年3月号) 公募ガイド2020年3月号に興味のある記事が載っていた。直木賞作家の白石一文さんへのインタビューだ。内容は、自伝的小説『君がいないと小説は書けない』についてのインタビュー。そのなかには、小説家の資質についてのご意見もある。 2020.07.10 コラム
本・小説 『創作の極意と掟』筒井康隆 ‐ 文学論にも納得できる指南書【書評】 『創作の極意と掟』は、小説を書いてみたい人に捧げる、筒井康隆さんのエッセイだ。序言には「作家としての遺言」とも書かれている。本書には、ほぼ60年小説を書き続けてきた筒井康隆さん自身の経験と知恵が収められている。 2020.07.08 本・小説
映画・ドラマ 『舟を編む』完全な人間でなくても一つの事に没頭したい【映画評】 実写映画『舟を編む』の劇場公開は2013年。舟を編むとは、辞書を編集するという意味で、原作者の三浦しをんさんは、辞書を言葉という大海原を航海するための舟に例え、このタイトルを付けた。監督を石井裕也さん、脚本を渡辺謙作さんが務めた。 2020.06.27 映画・ドラマ
映画・ドラマ 『君の膵臓をたべたい』老若男女を問わず泣ける青春物語【映画評】 実写映画『君の膵臓をたべたい』は、高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに国語教師になった志賀春樹(北村匠海さん・小栗旬さん)が、母校の図書館で一人の教え子と会話をしながら、当時のことを思い出してゆく物語。 2020.06.26 映画・ドラマ
映画・ドラマ 『百円の恋』精一杯やれば人生は変わる【映画評】 映画『百円の恋』。百円ショップでの出会いから始まった恋。ただし恋物語というよりは、人生論に重きを置いた作品と言えるであろう。 2020.06.25 映画・ドラマ
映画・ドラマ 『64-ロクヨン-』警察官や元刑事や遺族らの執念【映画評】 映画『64-ロクヨン-』は、未解決の少女誘拐殺人事件の真相を明らかにしようとする警察官や元刑事や遺族らの執念が描かれている。横山秀夫さんの小説が原作。監督は瀬々敬久さん、脚本は久松真一さんと瀬々敬久さん。前後編2部の大作として映画化。 2020.06.24 映画・ドラマ
映画・ドラマ キューブリック版『シャイニング』では原作者と映画監督が対立!? キューブリック版『シャイニング』は、1980年に公開されたホラー映画。スティーヴン・キング氏の同名小説を、巨匠スタンリー・キューブリック氏が監督・脚本を務めて映画化した。この映画作品をめぐっては、二人の間で対立があったらしい。 2020.06.23 映画・ドラマ