映像とものがたり 『白ゆき姫殺人事件』報道の過熱と根拠のないネット上の投稿 映画『白ゆき姫殺人事件』。化粧品メーカーの美人OLが焼死体で発見され、事件発生直後にテレビ局の契約ディレクターのもとに、知人から殺人事件の情報が寄せられる。湊かなえさんの小説を中村義洋監督が映画化。脚本は林民夫さん。 2020.06.07 映像とものがたり
映像とものがたり 『人魚の眠る家』映画レビュー 娘への愛と家族の葛藤 映画『人魚の眠る家』は、脳死状態と思われる娘への愛や家族の葛藤に心が揺さぶられる作品。播磨薫子と夫の和昌の間には、6歳の娘と4歳の息子がいる。和昌は、父親の後を継いでIT系機器メーカーの社長をしている。 2020.06.06 映像とものがたり
映像とものがたり 『ユリゴコロ』ショッキングなミステリーを入り口にした愛の物語!? 映画『ユリゴコロ』の劇場公開は2017年。亮介(松坂桃李さん)は、余命わずかな父親の書斎で、「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノートを見つける。美紗子(吉高由里子さん)と名乗る女性の日記。脚本・監督を熊澤尚人さんが務めた。 2020.06.05 映像とものがたり
映像とものがたり 『スマホを落としただけなのに』映画レビュー 命の危険に晒され過去が明かされる 映画『スマホを落としただけなのに』は、スマホという身近なものを題材にしたサスペンス。命の危険に晒され、過去が明かされる。 2020.06.04 映像とものがたり
映像とものがたり 『カメラを止めるな!』ホラー映画を撮影する設定のコメディ映画 映画『カメラを止めるな!』は、悪戦苦闘しながらゾンビ映画を撮影するスタッフやキャストの姿を描くコメディー。インディーズ映画でしたが、SNSの口コミでヒット作品になりました。 2020.06.03 映像とものがたり
映像とものがたり 『カサブランカ』—戦火のモロッコで交錯する、愛と別れの名作 第二次世界大戦下のモロッコを舞台に、運命に引き裂かれる恋を描いた映画『カサブランカ』(1942年公開)。舞台となるカサブランカは、当時フランス領だった都市であり、歴史の渦中にあった場所です。1941年という時代が、登場人物たちの選択に深く影を落とします。 2020.06.02 映像とものがたり
映像とものがたり 『沈黙 -サイレンス-』映画レビュー 信仰とは何かを問う重厚な人間ドラマ マーティン・スコセッシ監督による映画『沈黙 -サイレンス-』は、遠藤周作氏の原作をもとにした歴史劇。江戸初期の長崎で、弾圧下に潜入した宣教師の信仰のゆらぎと、沈黙する神の存在を問う精神的なドラマが展開されます。 2020.06.01 映像とものがたり
書物とことば 『白夜行』東野圭吾 交わらない二人の愛と罪に震える 東野圭吾さんの小説『白夜行』を解説。雪穂と亮司の奇妙な関係、物語の構造、そして作品全体に隠されたテーマや象徴的な意味を掘り下げます。 2020.05.25 書物とことば
書物とことば 『インビジブルレイン』誉田哲也――極道に恋心を抱いてしまう玲子 誉田哲也さんの小説『インビジブルレイン』。マンガ喫茶でアルバイトをする柳井健斗には、悲劇的な過去がある。柳井健斗の家族は、全員が亡くなった。柳井健斗の復讐劇に、暴力団の利権や複雑な人間関係が影響しながら、一連の事件は起こる。 2020.05.05 書物とことば
書物とことば 『熱源』川越宗一の世界、人生を全うしようとする登場人物の情熱 川越宗一さんの長編小説『熱源』は、2019年に文藝春秋から刊行され、第162回直木賞を受賞した作品です。樺太の地を中心に、明治から第二次世界大戦終結の頃までを生きていた人々の姿が描かれています。この物語は史実をもとにしたフィクションです。 2020.04.15 書物とことば