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『ストロベリーナイト・サーガ』女性刑事主任の姫川玲子が主人公の刑事ドラマ【ドラマ評】

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この記事では、テレビドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)について、さまざまな角度から掘り下げていきます。

ストロベリーナイト・サーガ

ストロベリーナイト・サーガ
出典:楽天

作品情報

出演者:二階堂ふみ、亀梨和也、江口洋介、葉山奨之 ほか
脚本:徳永友一、ひかわかよ、関えり香
原作:誉田哲也
演出:石川 淳一、山内大典
放送:2019年

Blu-ray/DVD ほか

女性刑事主任の姫川玲子が主人公の刑事ドラマ

ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』は、2019年4月11日からフジテレビ系列で、毎週木曜日夜10時に放送されていました。二階堂ふみさんと亀梨和也さんのW主演による刑事ドラマです。

原作は誉田哲也さんの警察小説「姫川玲子シリーズ」ですが、原作の主人公である姫川玲子を演じたのが、二階堂ふみさんです。
亀梨和也さんが演じる菊田和男は、原作では姫川班の一員というだけで、それほど重要人物ではありませんでした。
テレビドラマでは、二階堂ふみさんと亀梨和也さんをW主演にして脚本が書かれています。
菊田の姫川に対する恋愛感情を膨らませるといった脚色もされました。

2012年に火曜日夜9時枠で放送された連続テレビドラマ『ストロベリーナイト』では、竹内結子さんが姫川役でした。
劇場版や特別企画版ドラマでも竹内結子さんが姫川を演じています。

今回のドラマではキャストやスタッフが一新されました。
タイトルは『ストロベリーナイト・サーガ』に変更。
二階堂ふみさんと亀梨和也さんによるW主演となり、ドラマの雰囲気も変わりました。

亀梨和也さんが演じる菊田和男は姫川班の一員で、姫川に好意を抱き姫川を支えるような存在です。
2012年の連続テレビドラマでは、 西島秀俊さんが菊田を演じていました。

他のキャストも含めて2作品を見比べてみると、雰囲気がだいぶ変わりますが、それはそれで違いを楽しめます。

原作は誉田哲也さんの警察小説「姫川玲子シリーズ」ですが、スリリングで衝撃的な内容の作品です。
姫川玲子シリーズの1作目が『ストロベリーナイト』です。
誉田哲也さんの姫川玲子シリーズには、短編集・中編小説集を含む8作品があり、テレビドラマは全11話に再構成のうえ、放送されました。
『ストロベリーナイト・サーガ』の原作になったのは、『ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』「インビジブルレイン』『ブルーマーダー』の長編4作品。
短編集『シンメトリー』に掲載されている「右では殴らない」「左だけ見た場合」の2作品。
短編集『インデックス』に掲載されている「夢の中」「闇の色」「アンダーカヴァー」の3作品。

原作小説では、ドラマや映画以上に、残忍なシーンが描写されていますが、読み応えのある作品です。
登場人物の作り方や人間関係の描き方、ストーリー展開などが見事です。
原作とドラマを比較してみるのもよいかもしれません。

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