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映像とものがたり

『天気の子』映画レビュー 神秘的で叙情的な物語に感動

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新海誠監督の『天気の子』は、空と天気をめぐる神秘的な物語の中に、少年と少女の純粋な想いが織り込まれた美しい作品です。現実と幻想の狭間で揺れるふたりの姿に心を打たれながら、その映像美と音楽がもたらす余韻をじっくりと味わいました。本記事では、その感動の理由を綴っていきます。

神秘的で叙情的な物語に感動

新海誠監督のアニメ映画『天気の子』を観た。冒頭のリアルな背景美術を目にした時点で、作品に引き込まれた。美しい映像や音楽は、神秘的な物語をより感動的にする。高い評価を受けるアニメーション映画の境地に納得させられた。劇中の音楽も感動的。音楽はやはり実際に聴いてこそ感動できるもの。

この作品は神秘的で叙情的な物語。純粋で逞しい15歳の少年と少女の恋物語に心温まる。そして、主人公・帆高が生まれ育った離島、東京の風景や雑踏などがリアル描かれている。異常気象に関しては、現実的な世界規模の課題。自然の猛威は計り知れない。降り続ける雨により、少しずつ沈没しはじめる東京。そんな中でも、人々はそれに適応し、共に生きていく。今生きている世界で、自然と共生しなければならないということも、改めて考えさせられた。

天気の子
出典:Amazon

作品情報

タイトル:天気の子
原作・脚本・監督:新海誠
出演者:醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、倍賞千恵子、小栗旬 ほか
製作年:2019年
配給:東宝
劇場公開日:2019年7月19日

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