この記事では、映画『人のセックスを笑うな』について、そのテーマや登場人物、物語の魅力をさまざまな角度から掘り下げていきます。
人のセックスを笑うな
映画作品情報
監督:井口奈己
脚本:本調有香、井口奈己
原作:山崎ナオコーラ
出演者:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾 ほか
製作年:2007年
配給:東京テアトル
劇場公開日:2008年1月19日
Blu-ray/DVD ほか
男子学生と20歳年上の女性講師との恋愛物語(映画評)
映画『人のセックスを笑うな』は、男子学生と20歳年上の女性講師との恋愛物語。19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチさん)と39歳の講師ユリ(永作博美さん)との恋愛を、切なく滑稽に描いた。監督を井口奈己さんが務めた。原作は山崎ナオコーラさんの同名小説。
映画『人のセックスを笑うな』は、19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチさん)と39歳の講師ユリ(永作博美さん)との恋愛を、切なく滑稽に描いた物語。
みるめは、美術学校の講師ユリから、絵のモデルになることを依頼される。
20歳年上のユリは、自由奔放で気さくな人柄。
みるめは、絵のモデルになることを了承し、ユリのアトリエを訪れる。
アトリエといっても古い平屋建ての家で、冬には対流型石油ストーブを使用している。
ユリのアトリエを訪れたみるめは、ユリから服を脱ぐように要求される。
絵のモデルとは、ヌードモデルであった。
みるめは靴下以外を脱いでモデルになった。
ただユリの目的は他にもあるようだ。
ユリとみるめは、男女関係を結ぶ。
そして二人の関係はしばらく続く。
みるめは、美術学校で堂本(忍成修吾さん)とえんちゃん(蒼井優さん)といつもつるんでいる。
みるめは、堂本にユリとの関係を嬉しそうに告白した。
えんちゃんの顔は曇る。
ユリとみるめの関係はしばらく続くが、ユリが突然美術学校を退職した。
みるめには、何も伝えておらず、携帯で連絡を取ろうとしても繋がらない。
みるめは、学校で事務員の隙を盗んでユリの自宅住所を調べ、訪問した。
そこでみるめは、ユリが既婚者であることを知る。
みるめは、愕然とし関係を終わらせるのかと思いきや、ユリのことを忘れられない。
決心がつかないみるめから、ユリは突然姿を消す。
みるめは、ショックのため引き籠りがちになり、美術学校も休みがちになる。
そんなみるめを、えんちゃんは心配し、一緒にユリを探すことに。
そして様々な出来事が続く。