書物とことば

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『正しい日本語の使い方』吉田裕子 ― 仕事や日常で役立つ言葉のマナー

『正しい日本語の使い方』は、品格ある言葉とマナーを楽しく学べる一冊。日常会話やビジネスシーンで使える表現が豊富で、言葉遣いを磨きたい人におすすめ。
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小説を書く力について ‐ 公募ガイド「3日間で書ける!超短編小説キット」

公募ガイド2020年9月号に掲載されている「3日間で書ける!超短編小説キット」という記事を紹介する。この号では、雑誌の14ページを割いて、小説を書くためのコツを具体的に分かりやすく解説している。
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『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹 ‐ 34歳になった主人公の「僕」

村上春樹さんの小説『ダンス・ダンス・ダンス』は、1988年10月に講談社から、上下巻で刊行された書下ろしの長編小説。村上春樹さんの初期三部作の続編だ。主人公の「僕」は、原則的に同一人物である。
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『羊をめぐる冒険』村上春樹 ‐ 僕は鼠と再会できるのか

『羊をめぐる冒険』は村上春樹さんの3作目の長編小説。第4回野間文芸新人賞受賞作。『風の歌を聴け』および『1973年のピンボール』と合わせて初期三部作あるいは鼠三部作と呼ばれている。同一人物である主人公の「僕」と「鼠」と呼ばれる男が登場する。
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『1973年のピンボール』村上春樹 ‐ 僕と鼠のその後

『1973年のピンボール』は、1980年に発表された村上春樹さんの2作目の長編小説。デビュー作『風の歌を聴け』の続編。「僕」と「鼠」と呼ばれる男の、その後のそれぞれの人生が描かれています。
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村上春樹さんの世界観をインタビューや作品を基に考える

村上春樹さんは、日本だけでなく、国外でも人気が高く、世界に影響力を持つ作家のひとりとして評されています。数多くの作品を執筆し、数多くの国内賞および国際賞を受賞されました。村上春樹さんの世界観をインタビューや作品などを基に考えてみました。
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『風の歌を聴け』村上春樹 ― 青春と喪失が交差するデビュー作

『風の歌を聴け』(講談社, 1979年)は、村上春樹氏のデビュー作であり、その後の作品とも作風に共通点が多い。そういった意味で、村上春樹氏の原点となる小説とも言えるだろう。
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村上春樹さんの作家デビューと初期の長編小説

村上春樹さんは自らを長編小説家として位置付けている。著作は、小説のほか随筆、紀行文、ノンフィクション、翻訳など多岐に渡っている。小説に関しては、短編や中編の小説を実験の場とし、得られたものを長編小説に持ち込んでいるそうだ。
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『破局』遠野遥 ‐ 主人公の陽介が犯したそもそもの誤り

遠野遥さんの小説『破局』は、第163回芥川賞受賞作。主人公の陽介は法学部に在籍し公務員を目指す大学4年生。陽介は、高校時代のラグビー部顧問である佐々木からの依頼で、母校のラグビー部のコーチをしている。
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『首里の馬』高山羽根子 ‐ 孤独なようで大胆にもなれる主人公

高山羽根子さんの小説『首里の馬』は、第163回芥川賞受賞作。主人公の未名子は、近所にある私設資料館で、資料整理などの手伝いをしている。職場ではなく、中学生の時から続けている手伝いを、社会人になってからも、仕事が休みの時に行っていた。
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