本・小説 『大野晋の日本語相談』雑誌の読者の疑問に日本語の碩学、泰斗が回答【書評】 『大野晋の日本語相談』は、『週刊朝日』の企画で1986年~92年ごろにかけて、週刊誌に掲載されていた内容を書籍化したもの。雑誌の読者の日本語に関する疑問に、日本語の碩学、泰斗である大野晋氏が回答。 2023.09.26 本・小説
本・小説 『面白い物語の法則』クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナ【書評】 『面白い物語の法則:強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』の共同執筆者、クリストファー・ボグラー氏とデイビッド・マッケナハリウッド氏は、ハリウッドで脚本開発に携わる第一線のプロ。 2023.09.25 本・小説
本・小説 『「感情」から書く脚本術:心を奪って釘づけにする物語の書き方』カール・イグレシアス【書評】 『「感情」から書く脚本術』の著者、カール・イグレシアスさんは脚本家であり、脚本コンサルタントでもある。UCLAで講座を受け持つなど脚本家の育成にも取り組んでいる方。本書は基礎の次の上級編であり、上級テクニックが紹介されている。 2023.09.25 本・小説
本・小説 『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』丸山俊一/NHK「欲望の時代の哲学」制作班【書評】 『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』は、2018年12月にNHK出版新書から刊行された。本書は、マルクス・ガブリエル氏が来日した際の滞日記録をまとめた、NHK番組「欲望の時代の哲学」を書籍化したもの。 2023.09.24 本・小説
本・小説 『超圧縮 地球生物全史』ヘンリー・ジー ‐ 生命38憶年の歴史について【書評】 『超圧縮 地球生物全史』は、生命38憶年の歴史についてまとめて知ることができる興味深い内容であった。著者は、科学雑誌「ネイチャー」のシニアエディターであるヘンリー・ジー氏。翻訳は理学博士で、サイエンス作家でもある竹内薫氏。 2023.09.22 本・小説
本・小説 『性的人間』大江健三郎さんが60年安保闘争前後の世の中を描いた3編【書評】 大江健三郎さんの中・短編小説集『性的人間』は、60年安保闘争前後の世の中を描いた3編、「性的人間」「セヴンティーン」「共同生活」が収録され、1968年4月に新潮文庫として刊行された。性や政治をモチーフにすることが多い大江作品の特色が強い。 2023.09.05 本・小説
本・小説 『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ、村上春樹訳 ‐ 1958年発表の名作等【書評】 中編小説『ティファニーで朝食を』は、アメリカ合衆国の作家トルーマン・カポーティ氏によって1958年に発表された作品。村上春樹氏の新訳で2008年に新潮社から刊行された作品集には、表題作のほか、短編が3作収められている。 2023.09.01 本・小説
本・小説 『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹 ‐ 阪神大震災直後の6つのエピソード【書評】 村上春樹さんの短編小説集『神の子どもたちはみな踊る』は、2000年2月に新潮社から単行本として刊行された。文芸誌『新潮』の1999年8月号から12月号にかけて連載された5編と書下ろし1編から成る。本書の表題は連載5編のうちの1編。 2023.08.29 本・小説
本・小説 『街とその不確かな壁』村上春樹 ‐ 作家デビューした頃の作品が40年後に新しい形で完成!?【書評】 村上春樹さんの小説『街とその不確かな壁』は、新潮社から2023年4月に刊行された。村上春樹さんにとって、長編小説の発表は6年ぶりであり、15作目にあたる。現実の世界と非現実の世界が夢や空想的な話の中で交錯するような物語。 2023.08.26 本・小説
本・小説 『塞王の楯』今村翔吾 ‐ 戦乱の世を石垣職人と鉄砲職人の目線から【書評】 今村翔吾さんの小説『塞王の楯』は、第166回直木賞受賞作。クライマックスは、関ヶ原の戦いの前哨戦ともいえる大津城の戦い。城主の京極高次は、籠城し西軍を迎え撃つことを決意。この戦いを石垣職人と鉄砲職人の対決を中心に描く。 2022.12.04 本・小説