映画・ドラマ

『彼女がその名を知らない鳥たち』大人の切ない恋愛ミステリー【映画評】

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、もどかしさで息が詰まるような大人のための切ない恋愛ミステリー。監督を白石和彌さん、脚本を浅野妙子さんが務めた。出演は蒼井優さん、阿部サダヲさん、松坂桃李さん、竹野内豊さんら。劇場公開は2017年。
映画・ドラマ

『白ゆき姫殺人事件』報道の過熱と根拠のないネット上の投稿【映画評】

映画『白ゆき姫殺人事件』。長野県の国定公園内で、化粧品メーカー・日の出化粧品の美人OL三木典子が焼死体で発見された。事件発生直後に、テレビ局の契約ディレクターをしている赤星雄治のもとに、知人の狩野里沙子から殺人事件の情報が寄せられる。
映画・ドラマ

『人魚の眠る家』娘への愛と家族の葛藤に心が揺さぶられる【映画評】

映画『人魚の眠る家』は、脳死状態と思われる娘への愛や家族の葛藤に心が揺さぶられる作品。播磨薫子と夫の和昌の間には、6歳の娘と4歳の息子がいる。和昌は、父親の後を継いでIT系機器メーカーの社長をしている。
映画・ドラマ

『ユリゴコロ』ショッキングなミステリーを入り口にした愛の物語!?【映画評】

映画『ユリゴコロ』の劇場公開は2017年。亮介(松坂桃李さん)は、余命わずかな父親の書斎で、「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノートを見つける。美紗子(吉高由里子さん)と名乗る女性の日記。脚本・監督を熊澤尚人さんが務めた。
映画・ドラマ

『スマホを落としただけなのに』命の危険に晒され過去が明かされる【映画評】

映画『スマホを落としただけなのに』は、スマホという身近なものを題材にしたサスペンス。命の危険に晒され、過去が明かされる。
映画・ドラマ

『カメラを止めるな!』ホラー映画を撮影する設定のコメディ【映画評】

映画『カメラを止めるな!』は、悪戦苦闘しながらゾンビ映画を撮影するスタッフやキャストの姿を描くコメディー。インディーズ映画でしたが、SNSの口コミでヒット作品になりました。
映画・ドラマ

『カサブランカ』舞台は第二次世界大戦中のモロッコ【映画評】

映画『カサブランカ』は、屈指の名作となった1942年公開のハリウッド映画。作品の主な舞台となり映画のタイトルにもなっている「カサブランカ」は、当時はフランス領だったモロッコの都市。物語の設定は、第二次世界大戦中の1941年。
映画・ドラマ

『沈黙 ― サイレンス ―』宣教師や隠れキリシタンの過酷な運命【映画評】

映画『沈黙 -サイレンス-』は、遠藤周作氏の小説を、アメリカ人のマーティン・スコセッシ監督が映画化したヒューマンドラマ。江戸時代初期の長崎を舞台にした歴史ドラマで、危険を冒して鎖国下の日本に潜入したイエズス会の宣教師が主人公である。
小説

『白夜行』東野圭吾 ‐ 小説では雪穂と亮司の繋がりは謎だらけ【書評】

小説『白夜行』は、東野圭吾さんの代表作のひとつと言える長編ミステリー。叙事詩的と評されることも多い。文芸誌『小説すばる』には連作短編として掲載されていたため、長編小説として単行本化する際は構成し直している。精緻な構成の評価は高い。
小説

『インビジブルレイン』誉田哲也 ‐ 極道に恋心を抱いてしまう玲子【書評】

誉田哲也さんの小説『インビジブルレイン』。マンガ喫茶でアルバイトをする柳井健斗には、悲劇的な過去がある。柳井健斗の家族は、全員が亡くなった。柳井健斗の復讐劇に、暴力団の利権や複雑な人間関係が影響しながら、一連の事件は起こる。
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