書物とことば 『風の歌を聴け』村上春樹 ― 青春と喪失が交差するデビュー作 『風の歌を聴け』(講談社, 1979年)は、村上春樹氏のデビュー作であり、その後の作品とも作風に共通点が多い。そういった意味で、村上春樹氏の原点となる小説とも言えるだろう。 2020.08.17 書物とことば
書物とことば 村上春樹さんの作家デビューと初期の長編小説 村上春樹さんは自らを長編小説家として位置付けている。著作は、小説のほか随筆、紀行文、ノンフィクション、翻訳など多岐に渡っている。小説に関しては、短編や中編の小説を実験の場とし、得られたものを長編小説に持ち込んでいるそうだ。 2020.08.16 書物とことば
書物とことば 『破局』遠野遥 ‐ 主人公の陽介が犯したそもそもの誤り 遠野遥さんの小説『破局』は、第163回芥川賞受賞作。主人公の陽介は法学部に在籍し公務員を目指す大学4年生。陽介は、高校時代のラグビー部顧問である佐々木からの依頼で、母校のラグビー部のコーチをしている。 2020.08.10 書物とことば
書物とことば 『首里の馬』高山羽根子 ‐ 孤独なようで大胆にもなれる主人公 高山羽根子さんの小説『首里の馬』は、第163回芥川賞受賞作。主人公の未名子は、近所にある私設資料館で、資料整理などの手伝いをしている。職場ではなく、中学生の時から続けている手伝いを、社会人になってからも、仕事が休みの時に行っていた。 2020.08.09 書物とことば
書物とことば 『赤い砂を蹴る』石原燃 ‐ 身近な社会問題を凝縮したような作品 石原燃さんのデビュー小説『赤い砂を蹴る』。この物語は、主人公とその友人が、日系ブラジル人の農場へ向かう旅の途中から始まる。 2020.08.07 書物とことば
書物とことば 誉田哲也さんの警察小説、姫川玲子シリーズ 誉田哲也さんの姫川玲子シリーズは、2006年から2017年にかけて、光文社より9巻が発売されています。ジャンルは、警察小説あるいは推理小説。誉田哲也さんは、第1作の『ストロベリーナイト』に続き、次々と「姫川玲子シリーズ」の作品を発表してきました。 2020.08.03 書物とことば
書物とことば 『アキちゃん』三木三奈 ‐ 徐々に明かされる「アキちゃん」の人物像 三木三奈さんの小説『アキちゃん』は第125回文學界新人賞を受けた作品。小説『アキちゃん』は、一人の女性が小学5年のときに同級生だったアキちゃんのことを、回想しながら語る構成である。 2020.07.31 書物とことば
書物とことば 白石一文さんへのインタビュー ‐ 小説家に必要な資質について学ぶ(公募ガイド2020年3月号) 公募ガイド2020年3月号に興味のある記事が載っていた。直木賞作家の白石一文さんへのインタビューだ。内容は、自伝的小説『君がいないと小説は書けない』についてのインタビュー。そのなかには、小説家の資質についてのご意見もある。 2020.07.10 書物とことば
書物とことば 『創作の極意と掟』筒井康隆 ‐ 文学論にも納得できる指南書 『創作の極意と掟』は、小説を書いてみたい人に捧げる、筒井康隆さんのエッセイ。序言には「作家としての遺言」とも書かれている。本書には、ほぼ60年小説を書き続けてきた筒井康隆さん自身の経験と知恵が収められている。 2020.07.08 書物とことば
書物とことば 『白夜行』東野圭吾 ‐ 交わらない二人の愛と罪に震える 東野圭吾さんの小説『白夜行』を解説。雪穂と亮司の奇妙な関係、物語の構造、そして作品全体に隠されたテーマや象徴的な意味を掘り下げます。 2020.05.25 書物とことば