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『28言語で読む「星の王子さま」: 世界の言語を学ぶための言語学入門』風間伸次郎・山田怜央【書評】

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『28言語で読む「星の王子さま」: 世界の言語を学ぶための言語学入門』は、2021年4月に東京外国語大学出版会より刊行された。風間伸次郎氏と、風間ゼミで学んだ山田怜央氏の共著である。28言語になった理由は明確で、東京外国語大学が開設している全28専攻語を網羅したため。

本書は、第1部「言語学入門」の14章と、第2部「28言語の概説と28言語による星の王子さま」の28章で構成されている。第1部「言語学入門」に割いた分量は、全540ページのうち66ページだが、言語学に関することが分かりやすくまとめられていて興味深い。言語学の考え方を理解できるように、言語の系統と歴史、文字、発音、文法などを一通り取り上げていた。

第2部の各章では、その章で取り上げる言語の概説に続いて、小説『星の王子さま』を読み進める。第1章「英語」から始まり第28章「日本語」で終わる。各章の外国語には、原文の語順に沿って単語ごとに区切って訳す逐語訳、発音記号、翻訳文が付いている。第2部28章で引用した翻訳は、内藤濯氏の日本語訳。

28言語で読む「星の王子さま」
出典:Amazon
書誌情報

書名:28言語で読む「星の王子さま」: 世界の言語を学ぶための言語学入門
編著:風間伸次郎, 山田怜央
出版:東京外国語大学出版会

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