思想と文化

「思想と文化」タグでは、哲学や歴史といった人文科学から、社会学や心理学などの社会科学に至るまで、幅広い学問分野に関連する書籍を取り上げています。これらの本を通じて、人間社会の構造や価値観、文化の背景に迫る記事をお届けします。

本サイトは文学的な視点を大切にしていますが、このタグでは、文学作品そのものではなく、それを取り巻く思想や文化的背景、社会の仕組みについて考察する書籍に焦点を当てています。文学と密接に関連するテーマにも触れつつ、学術的な観点を深く掘り下げた記事が集まっています。

コラム

仏教の基本経典と基礎知識の習得におすすめの2冊

日本仏教の基本経典と基礎知識の習得におすすめの、『日本仏教の基本経典』(大角修, 角川選書)および『仏教用語の基礎知識』(山折哲雄, 角川選書)の2冊を紹介します。日本人の仏教徒が、仏教の本質をもう少し理解したいときに役立つ書籍です。
本・小説

『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』丸山俊一/NHK「欲望の時代の哲学」制作班【書評】

『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』は、2018年12月にNHK出版新書から刊行された。本書は、マルクス・ガブリエル氏が来日した際の滞日記録をまとめた、NHK番組「欲望の時代の哲学」を書籍化したもの。
本・小説

『実存主義とは何か』J-P・サルトル ‐ 自由、不安、不条理、実存【書評】

J-P・サルトル氏の『実存主義とは何か』は伊吹武彦氏の訳で1955年7月に人文書院より刊行された。実存主義の本質を平易かつ明快に叙述。1996年2月の増補新装版では、サルトル氏の初期作品五点が増補され、実存主義の発想が具体的に示されている。
本・小説

『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』ユヴァル・ノア・ハラリ ‐ 簡潔でいて奥深い人類史【書評】

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』は、柴田裕之氏の訳で河出書房新社より2016年9月に刊行された。歴史を人類の進化という視点からまとめあげている。間違いなく読者の視野を拡げてくれるだろう。
本・小説

『哲学と宗教全史』出口治明 ‐ 世界の3000年を全部まるごと【書評】

出口治明さんの『哲学と宗教全史』は、期待を裏切らないタイトル通りの本でした。哲学者や宗教家は、世界を丸ごと理解しようとした人達です。3000年に及ぶ哲学と宗教の歴史を通して読むと、多くの気づきを得られます。
本・小説

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』山﨑圭一【書評】

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』の著者、山﨑圭一さんは、現役の公立高校教師として、YouTubeに日本史や世界史や地理などの社会科目の授業動画を公開して話題になった方です。
本・小説

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』山﨑圭一【書評】

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』の著者・山﨑圭一さんは、現役の公立高校教師としてYouTubeに世界史や日本史や地理などの社会科目の授業動画を公開して話題になった方です。
本・小説

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健 ‐ 人間関係の悩みを軽減してくれる本【書評】

『嫌われる勇気:自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、岸見一郎氏と古賀史健氏の共著。岸見氏は、日本におけるアドラー心理学の第一人者。ライターの古賀氏とタッグを組み、「哲学者と青年の対話」という形式でアドラーの思想を解き明かす。
本・小説

『チョンキンマンションのボスは知っている』小川さやか【書評】 

『チョンキンマンションのボスは知っている:アングラ経済の人類学』の著者・小川さやかさんは、1978年生まれの文化人類学者で、専門はアフリカ研究。本書は、2020年度の第8回河合隼雄学芸賞および第51回大宅壮一ノンフィクション賞のW受賞作。
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