書物とことば

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『文学とは何か』加藤周一 ‐ 戦後日本を代表する知識人が書いた評論

加藤周一氏の『文学とは何か』は、1950年刊行の角川書店・角川新書、1971年刊行の角川選書を経て、2014年7月に角川ソフィア文庫から刊行された。氏は戦後日本を代表する知識人の一人。文学とは何かという抽象的な問いについて書かれている。
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『60歳で小説家になる。』森村誠一 ‐ 小説家の資質や心構えなど

森村誠一氏の『60歳で小説家になる。』は、2013年1月に幻冬舎新書として刊行された。主に定年を迎える方に向けて、エンターテインメント系寄りの立場で書かれているが、小説家の資質や心構えなど、年齢やジャンルを超えて共通する記述が多い。
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『小説の書き方:小説道場・実践編』森村誠一 ‐ 小説の書き方の基本を一通り網羅

森村誠一氏の『小説の書き方:小説道場・実践編』は、小説の書き方について、一通り網羅した内容になっている。要点を押さえ、基本を解説した本。森村氏の小説作法に興味がある方はもちろん、基本をマスターしたい方におすすめの本である。
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『文章読本』中村真一郎 ‐ 文章を書く道標と近代口語文の変遷

中村真一郎氏の『文章読本』は、文学志望者という専門家たちではなく、一般向けに書かれている。ただし、あとがきで著者が述べられているように、文学者にとって暗黙の了解事項とされる文章の基本要素そのものを考え直す機会になる。
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『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ ― 人類史を俯瞰する一冊

『サピエンス全史』は、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が人類の進化と文明の発展を描いたベストセラー。歴史を通じて人類の行動や社会の変遷を探り、私たちの未来を考えるヒントを与える一冊。
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長編小説を書き始める前に知っておきたいこと(公募ガイド)

公募ガイド2022年1月号に長編小説の書き方についての特集がありました。これをまとめたり、内容をふくらませたりしながら書いた記事です。表紙の惹句は「構造を知らなければ長編小説は書けない!」。特集のタイトルは「あなたの知らない長編小説の方程式」。
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『アンソーシャル ディスタンス』金原ひとみ ‐ 2、30代の男女の閉塞感や恋愛

金原ひとみさんの『アンソーシャル ディスタンス』には、5編の短編小説が収められています。いずれの作品も初出は「新潮」。本書は第57回谷崎潤一郎賞受賞作。テーマは恋愛と性と命について。あるいは閉塞感や死生観といったもの。内容は少し過激。
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『たかが殺人じゃないか』辻真先 ‐ 二つの不可解な事件の解明と動機

辻真先さんの『たかが殺人じゃないか』では、密室殺人と解体殺人が起きる。冒頭から結末までにわたる伏線の張り方にユーモアがあり面白い。物語の3分の2あたりまでにトリックを解明し犯人の目星をつけ、残りの3分の1で動機を推測するという構成であった。
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『夢幻花』東野圭吾 ‐ 新しい科学情報や時代背景を取り入れての刊行

東野圭吾さんの『夢幻花』は、PHP研究所から2013年に刊行された。初出は月刊誌『歴史街道』で、2002年7月号から2004年6月号までの連載。新しい科学情報や時代背景を取り入れるために、全面的に書き直したうえでの単行本刊行であった。
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『流浪の月』凪良ゆう ‐ 世間からは理解してもらえない二人の関係性

凪良ゆうさんの『流浪の月』は、東京創元社より2019年8月に刊行された。2020年本屋大賞受賞作。主人公は更紗と文のふたり。ふたりの関係性が、本作のテーマになっている。世間からは理解されないふたりの出会いと15年後の再会。だがふたりは絆を確かめ合う。
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