評論・随筆・その他 『ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで』橋本陽介【書評】 橋本陽介氏の著書『ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで』は、1980年代以降にノーベル文学賞を受けた作家とその作品が紹介されている。作品解釈にはあまり踏み込まずに、まだ作品を読んでいない方を対象にして書かれた。 2023.09.29 評論・随筆・その他
評論・随筆・その他 日本の文学賞一覧(純文学・大衆文学・ミステリー・SF) 日本の文学賞を一覧にしました。公式サイトに記載されている内容について、概要を簡単に確認できるように、整理してまとめてあります。純文学・大衆文学・ミステリー・SFなどの文学賞を幅広く取り上げています。 2023.09.26 評論・随筆・その他
小説 『性的人間』大江健三郎さんが60年安保闘争前後の世の中を描いた3編【書評】 大江健三郎さんの中・短編小説集『性的人間』は、60年安保闘争前後の世の中を描いた3編、「性的人間」「セヴンティーン」「共同生活」が収録され、1968年4月に新潮文庫として刊行された。性や政治をモチーフにすることが多い大江作品の特色が強い。 2023.09.05 小説
小説 『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ、村上春樹訳 ‐ 1958年発表の名作等【書評】 中編小説『ティファニーで朝食を』は、アメリカ合衆国の作家トルーマン・カポーティ氏によって1958年に発表された作品。村上春樹氏の新訳で2008年に新潮社から刊行された作品集には、表題作のほか、短編が3作収められている。 2023.09.01 小説
小説 『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹 ‐ 阪神大震災直後の6つのエピソード【書評】 村上春樹さんの短編小説集『神の子どもたちはみな踊る』は、2000年2月に新潮社から単行本として刊行された。文芸誌『新潮』の1999年8月号から12月号にかけて連載された5編と書下ろし1編から成る。本書の表題は連載5編のうちの1編。 2023.08.29 小説
小説 『街とその不確かな壁』村上春樹 ‐ 作家デビューした頃の作品が40年後に新しい形で完成!?【書評】 村上春樹さんの小説『街とその不確かな壁』は、新潮社から2023年4月に刊行された。村上春樹さんにとって、長編小説の発表は6年ぶりであり、15作目にあたる。現実の世界と非現実の世界が夢や空想的な話の中で交錯するような物語。 2023.08.26 小説
小説 『塞王の楯』今村翔吾 ‐ 戦乱の世を石垣職人と鉄砲職人の目線から【書評】 今村翔吾さんの小説『塞王の楯』は、第166回直木賞受賞作。クライマックスは、関ヶ原の戦いの前哨戦ともいえる大津城の戦い。城主の京極高次は、籠城し西軍を迎え撃つことを決意。この戦いを石垣職人と鉄砲職人の対決を中心に描く。 2022.12.04 小説
小説 『透明な螺旋』東野圭吾 ‐ 真相を辿り新事実を明らかに【書評】 東野圭吾さんの小説『透明な螺旋』は、ガリレオシリーズ第10弾の長編。千葉・房総沖で男性の銃殺遺体が発見された。行方不明者届が出されている人物が有力候補として浮上したが、届けを提出した同居女性が失踪。 2022.10.21 小説
小説 『黒牢城』米澤穂信 ‐ 有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く【書評】 米澤穂信さんの小説『黒牢城』は、2021年6月に角川書店より刊行された歴史ミステリー。第166回直木賞を受賞し、4大ミステリランキングにおいてすべて1位に輝く。有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く。 2022.10.06 小説
詩歌 『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』俵万智 ‐ どうすればもっとよくなるか【書評】 俵万智さんの著書『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』は、2004年9月に新潮社より刊行された。本書から学ぶことは、短歌を作るうえでの「言葉の技術」について。 2022.09.29 詩歌