日本語のしくみ

書物とことば

『文章は接続詞で決まる』石黒圭 ‐ 全体像の把握と重要な役割の理解

石黒圭氏の著書『文章は接続詞で決まる』は、2008年9月に光文社新書から刊行されたロングセラー。本書を読むと、接続詞についての理論と実用的な知識が身につく。接続詞の全体像を把握し重要な役割を理解することで、文章を書くときに役立つ。
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『書くための文章読本』瀬戸賢一|文章の質を高めるレトリックと文末表現

『書くための文章読本』は、言語学者・瀬戸賢一がレトリックや日本語の文末表現を深く掘り下げた一冊。長年の研究をもとに、文章をより効果的に書くための視点を提供する。
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日本語における「助詞・助動詞」「動詞・形容詞・副詞」の役割

森田良行氏の著書『助詞・助動詞の辞典』と『動詞・形容詞・副詞の事典』の2冊を主な参考文献にて、「助詞・助動詞・動詞・形容詞・副詞」について考えてみました。この2冊は、日本語の本質について深く学ぶことのできる書籍です。
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『助詞・助動詞の辞典』森田良行 ‐ 日本語における重要な役割

森田良行氏の『助詞・助動詞の辞典』は、日本語の助詞・助動詞について深く学べる。助詞・助動詞については、わかっているようで理解できていないことが多いのではないだろうか。助詞・助動詞に関する疑問を、この一冊で解決できそうな内容である。
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『類語国語辞典』大野晋・浜西正人 ‐ 一般的な国語辞典にはない価値を知る

『類語国語辞典』(大野晋・浜西正人, 角川書店)の著者の一人・浜西正人氏によれば、一般的な国語辞典は、個々の語を他の単語で言い換えるだけ。対して、類語国語辞典は、細かい意味を記述し、単語相互の潜在的関係を顕在化できるとのこと。
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『てにをは辞典』小内一 ‐ 言葉の結びつきに特化

『てにをは辞典』(小内一編, 三省堂)は、二つ以上の言葉がどのように結びつくのかを確認したい場合に役立つ辞典。文章を書いたり、会話をしたりする際は、言葉に結びつきを持たせながら組み立てるが、そういった際の確認ができる。
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共同通信社の『記者ハンドブック』と時事通信社の『最新 用字用語ブック』

共同通信社の『記者ハンドブック』や時事通信社の『最新 用字用語ブック』は、文章表記の基準を素早く確認したいときの拠り所になる本です。1冊あるだけで重宝しますが、2冊を読み比べると理解が深まったり、微妙な違いに気づいたりすることがあります。
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かたい(堅・固・硬)とやわらかい(柔・軟)、食べ物での書き分け

「かたい(堅・固・硬)」と「やわらかい(柔・軟)」、食べ物での書き分け。和語の形容詞に関しては、どの漢字表記が正しいのか、はっきりしない場合も多い。平仮名書きでよいときもあるが、漢字表記にしたいときもある。掘り下げて調べてみた。
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違和感を異和感と書くのは誤り?漢字の使い方

「違和感」を、「異和感」と書いている文章を見ることがある。一般的には、「違和感」と書くのが正しい。この文章をWordで書いているが、同音語誤りと指摘される。しかし、「異和感」という表記が誤りとは、必ずしも言い切れないようだ。
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「買い替え」と「買い換え」の違いは?漢字の正しい使い方

「買い換える」と「買い替える」の表記についてです。新聞の広告・チラシや大型小売店のポスター、テレビ番組のテロップなどでは「買い替える」の表記をよく目にしますが、官公庁の文書や小説などでは「買(い)換える」という表記が多いようです。
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