書物とことば

『紙の動物園』『もののあはれ』『円弧』――ケン・リュウの知性と叙情が織りなす物語

中国系アメリカ人、ケン・リュウ氏の短篇小説「紙の動物園」「もののあはれ」「円弧(アーク)」などについて。「紙の動物園」は、2012年度のヒューゴー賞・ネビュラ賞・世界幻想文学大賞の各短篇部門を受賞。「円弧」は、日本で映画化された作品。
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『カンガルー日和』村上春樹――リリカルな作風の掌編集

村上春樹さんの短編小説集『カンガルー日和』は1983年9月に平凡社より刊行されました。上梓した短編集の中では2作品目にあたります。掌編小説集としては初の作品集です。
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『中国行きのスロウ・ボート』村上春樹 1983年刊行の初の短編集

『中国行きのスロウ・ボート』は、村上春樹さんの初めての短編小説集として、1983年5月に中央公論社より刊行されました。本書には、表題作の「中国行きのスロウ・ボート」のほか、雑誌に発表された年代順に、7編が収められています。
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『女のいない男たち』村上春樹――人間関係の機微を巧みに描いた6編

村上春樹さんの短編集『女のいない男たち』は、2014年に文藝春秋から刊行。この場合の「いない」は、去られたり失ったりしていない、という意味合い。あるいは、去られようとしている男たち。表題作「女のいない男たち」、「ドライブ・マイ・カー」など。
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『職業としての小説家』村上春樹――自伝的エッセイ

村上春樹さんの『職業としての小説家』は、35年間の作家生活について語った自伝的エッセイ。出版社からの依頼で書き始めた文章ではない。少しずつ断片的に、テーマ別に書きためていたそうだ。
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『哲学と宗教全史』出口治明 3000年の思想と信仰を読み解く

出口治明さんの『哲学と宗教全史』は、3000年にわたる哲学と宗教の流れを一望できる一冊です。哲学者や宗教家は、世界をどのように捉えてきたのか? 本書を通じて、多くの気づきと発見を得られます。
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『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』山﨑圭一 記憶に残るストーリーで学ぶ日本史

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』の著者、山﨑圭一さんは、現役の公立高校教師として、YouTubeに日本史や世界史や地理などの社会科目の授業動画を公開して話題になった方です。
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『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』山﨑圭一 記憶に残るストーリーで学ぶ世界史

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』の著者・山﨑圭一さんは、現役の公立高校教師としてYouTubeに世界史や日本史や地理などの社会科目の授業動画を公開して話題になった方です。
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『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健――アドラー心理学が教える自由な生き方

『嫌われる勇気』は、岸見一郎氏と古賀史健氏がアドラー心理学の核心を「哲学者と青年の対話」形式で解説する一冊。人間関係の悩みを解消し、自由に生きるためのヒントが満載。
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『陰の季節』横山秀夫――D県警シリーズ第1弾、表題作を含む4編

横山秀夫さんの短編小説集『陰の季節』は、D県警シリーズの第1弾。松本清張賞受賞の表題作を含む4編を所収。本書では、主に警察の管理部門に属する人々の葛藤が描かれています。
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