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『るろうに剣心 最終章 The Beginning』あまりに悲しい巴の最後と剣心の決意【映画評】

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この記事では、映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を紹介します。

るろうに剣心 最終章 The Beginning

るろうに剣心 最終章 The Beginning
出典:Amazon

映画作品情報

監督:大友啓史
原作:和月伸宏
脚本:大友啓史
出演:佐藤健, 有村架純, 高橋一生, 村上虹郎, 武井咲, 青木崇高, 蒼井優, 土屋太鳳, 新田真剣佑, 安藤政信, 伊勢谷友介, 北村一輝, 江口洋介 ほか
劇場公開日:2021年6月4日

あまりに悲しい巴の最後と剣心の決意

幕末、緋村剣心(佐藤健さん)は、倒幕派・長州藩の桂小五郎(高橋一生さん)のもと人斬りとして暗躍していた。ある夜、緋村は人斬りの現場で気絶してしまった雪代巴(有村架純さん)をほっておけずに宿に連れ帰る。翌朝、巴はその宿で働きだす。緋村は、口封じを口実に巴を側に置くことに――。

その後、池田谷事件や禁門の変(蛤御門の変)を経て、幕府の追手から逃れるため、剣心は巴とともにしばらく農村で身を隠すことに。

人を斬ることへの葛藤に苦しむ剣心。巴と暮らすことで、本当の幸せに気づき始めたが……。

巴の過去を知った剣心は、心が打ちひしがれたまま、幕府の追手との死闘を繰り広げることに――。だが、剣心は巴に裏切られたとは思っていないはず。巴の清らかな心もまた剣心を裏切れないところまで変化していた。守りたいとさえ思う。

巴が追手とともに剣心の刀に倒れたシーン。映画を観れば、剣心に巴を斬るつもりはなかったことがわかるが、悲しい最後であった。剣心の頬に刻まれた十字傷の真実が明らかになった。

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