書物とことば 『自家製 文章読本』井上ひさし 幅広い文献を活用しながら持論を披露 井上ひさし氏の著書『自家製 文章読本』は、1984年に新潮社より単行本として上梓された。文章についての文献、文学作品から広告文、新聞記事、さらには商用文や法律文なども引用しながら持論を披露した一冊を徹底解説。 2022.10.11 書物とことば
書物とことば 『黒牢城』米澤穂信 有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く 米澤穂信さんの小説『黒牢城』は、2021年6月に角川書店より刊行された歴史ミステリー。第166回直木賞を受賞し、4大ミステリランキングにおいてすべて1位に輝く。有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く。 2022.10.06 書物とことば
書物とことば 『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』俵万智 どうすればもっとよくなるか 俵万智さんの著書『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』は、2004年9月に新潮社より刊行された。本書から学ぶことは、短歌を作るうえでの「言葉の技術」について。 2022.09.29 書物とことば
書物とことば 『決定版 一億人の俳句入門』長谷川櫂 約束事とその理由などを学べる総論 俳句にはいろいろな約束事があるが、その生まれた理由を知ることが大事。長谷川櫂さんの著書『決定版 一億人の俳句入門』は、俳句の定型、切れ、季語について重点的に学べる。さらに、類句という問題や、歳時記と暦、日本語の構造についても取り上げている。 2022.09.28 書物とことば
書物とことば 『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』まずは基礎をしっかりと 『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』は、基礎から丁寧に学べる俳句の入門書で、対話形式で書かれている。出版社のPHP研究所の方が生徒役。著者が仰っているように、本書に書かれている俳句の型を知れば、誰でも俳句を作れそうな気がする。 2022.09.25 書物とことば
書物とことば 『白鳥とコウモリ』東野圭吾 そういった人間ではないという疑問から真相が明らかに 東野圭吾さんの小説『白鳥とコウモリ』は、2021年4月に幻冬舎から刊行された。全面的な自供により起訴された被告人が語った内容は、真実なのか? そういった人間ではないという、被害者家族や加害者家族らの疑問によって真相が明らかに。 2022.09.19 書物とことば
書物とことば 『日本人はどこから来たのか?』海部陽介――日本人の祖先が渡ってきた3ルート 海部陽介氏の著書『日本人はどこから来たのか?』は、2016年2月に文藝春秋より刊行された。同書の刊行当時、著者は国立科学博物館の「人類史研究グループ長」を務められていた。本書は一般向けに書かれている。 2022.09.10 書物とことば
書物とことば 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』堀川惠子 船舶輸送の実態と司令官の苦悩 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』は、2021年に講談社より刊行されたノンフィクション作家・堀川惠子さんによる著書。本書は第48回大佛次郎賞の受賞作。船舶輸送の実態と司令官たちの苦悩や葛藤について知ることができた。 2022.09.07 書物とことば
書物とことば 『元彼の遺言状』新川帆立 剣持麗子のキャラが際立つ本格ミステリー 新川帆立さんの小説『元彼の遺言状』は、2020年度の第19回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。単行本化にあたり、加筆修正したうえで、受賞時の題名「三つ前の彼」を改題している。 2022.08.30 書物とことば
書物とことば 『百年の孤独』G・ガルシア=マルケス 幻想と現実を融合した想像力の世界 『百年の孤独』は、コロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケス氏がスペイン語で発表した小説。1967年にアルゼンチンのスドゥアメリカーナ社から初版が刊行され、日本語版は鼓直氏の訳で1972年に新潮社より刊行された。 2022.08.24 書物とことば