コラム

仏教の基本経典と基礎知識の習得におすすめの2冊

日本仏教の基本経典と基礎知識の習得におすすめの、『日本仏教の基本経典』(大角修, 角川選書)および『仏教用語の基礎知識』(山折哲雄, 角川選書)の2冊を紹介します。日本人の仏教徒が、仏教の本質をもう少し理解したいときに役立つ書籍です。
本・小説

『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』丸山俊一/NHK「欲望の時代の哲学」制作班【書評】

『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』は、2018年12月にNHK出版新書から刊行された。本書は、マルクス・ガブリエル氏が来日した際の滞日記録をまとめた、NHK番組「欲望の時代の哲学」を書籍化したもの。
コラム

『楷・行・草 筆順字典:正しく美しい字が書ける』吉田琴泉【書評】

『楷・行・草 筆順字典:正しく美しい字が書ける』は、吉田琴泉さんの編著。楷書・行書・草書の筆順や、書くときのポイントが、わかりやすく紹介されています。収録字数は、常用漢字2,136字、人名用漢字650字、ひらがな48字、カタカナ48字です。
本・小説

『超圧縮 地球生物全史』ヘンリー・ジー ‐ 生命38憶年の歴史について【書評】

『超圧縮 地球生物全史』は、生命38憶年の歴史についてまとめて知ることができる興味深い内容であった。著者は、科学雑誌「ネイチャー」のシニアエディターであるヘンリー・ジー氏。翻訳は理学博士で、サイエンス作家でもある竹内薫氏。
本・小説

『性的人間』大江健三郎さんが60年安保闘争前後の世の中を描いた3編【書評】

大江健三郎さんの中・短編小説集『性的人間』は、60年安保闘争前後の世の中を描いた3編、「性的人間」「セヴンティーン」「共同生活」が収録され、1968年4月に新潮文庫として刊行された。性や政治をモチーフにすることが多い大江作品の特色が強い。
本・小説

『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ、村上春樹訳 ‐ 1958年発表の名作等【書評】

中編小説『ティファニーで朝食を』は、アメリカ合衆国の作家トルーマン・カポーティ氏によって1958年に発表された作品。村上春樹氏の新訳で2008年に新潮社から刊行された作品集には、表題作のほか、短編が3作収められている。
本・小説

『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹 ‐ 阪神大震災直後の6つのエピソード【書評】

村上春樹さんの短編小説集『神の子どもたちはみな踊る』は、2000年2月に新潮社から単行本として刊行された。文芸誌『新潮』の1999年8月号から12月号にかけて連載された5編と書下ろし1編から成る。本書の表題は連載5編のうちの1編。
本・小説

『街とその不確かな壁』村上春樹 ‐ 作家デビューした頃の作品が40年後に新しい形で完成!?【書評】

村上春樹さんの小説『街とその不確かな壁』は、新潮社から2023年4月に刊行された。村上春樹さんにとって、長編小説の発表は6年ぶりであり、15作目にあたる。現実の世界と非現実の世界が夢や空想的な話の中で交錯するような物語。
本・小説

『塞王の楯』今村翔吾 ‐ 戦乱の世を石垣職人と鉄砲職人の目線から【書評】

今村翔吾さんの小説『塞王の楯』は、第166回直木賞受賞作。クライマックスは、関ヶ原の戦いの前哨戦ともいえる大津城の戦い。城主の京極高次は、籠城し西軍を迎え撃つことを決意。この戦いを石垣職人と鉄砲職人の対決を中心に描く。
映画・ドラマ

『エルピス—希望、あるいは災い—』スリリングな社会派エンタメ【ドラマ評】

『エルピス—希望、あるいは災い—』は、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマであるが、何気なく見ていたら、初回放送から話に引き込まれた。冤罪という重厚な題材を扱う社会派エンタメドラマ。パンドラの箱に唯一残されたものは、希望か、あるいは災いか。
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