立夏から芒種の前日までに詠んだ俳句をまとめています。
初夏の光や朝の気配のなかで、眠り、仕事、生活の輪郭を見つめながら生まれた句たちです。
季節の進みに合わせて、作品を少しずつ追記していきます。
草笛や父とは違ふ吾の音
日本伝統俳句協会 Web投句箱 佳作

乾く目のまま夕餉を食う立夏かな
郭公や朝を起こしてゆきし声

郭公や眠気の抜ける窓に朝
郭公や托卵のこと知らぬ空
庭の奥離れ離れに咲くあやめ

花あやめ芯まで続く蟻の列
木の枝に触るるあやめを移しけり
ひときは濃きあやめ一輪風の中
※渓蓀(あやめ)の句については、別記事で推敲過程をまとめています。
麦秋や通知のたびに山を見る

※麦秋と熊を取り合わせた句の推敲過程については、別記事にまとめています。
芍薬や支柱に寄りて風凌ぐ





