映画・ドラマ

『エルピス—希望、あるいは災い—』スリリングな社会派エンタメ【ドラマ評】

『エルピス—希望、あるいは災い—』は、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマであるが、何気なく見ていたら、初回放送から話に引き込まれた。冤罪という重厚な題材を扱う社会派エンタメドラマ。パンドラの箱に唯一残されたものは、希望か、あるいは災いか。
映画・ドラマ

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』あまりに悲しい巴の最後と剣心の決意【映画評】

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、緋村剣心(佐藤健)が桂小五郎(高橋一生)に見いだされ、人斬りとして暗躍し始めた幕末が舞台。雪代巴(有村架純)という一人の女性との出会いと隠された秘密、十字傷の真実が描かれている。
本・小説

『透明な螺旋』東野圭吾 ‐ 真相を辿り新事実を明らかに【書評】

東野圭吾さんの小説『透明な螺旋』は、ガリレオシリーズ第10弾の長編。千葉・房総沖で男性の銃殺遺体が発見された。行方不明者届が出されている人物が有力候補として浮上したが、届けを提出した同居女性が失踪。
本・小説

『自家製 文章読本』井上ひさし ‐ 幅広い文献を活用しながら持論を披露【書評】

井上ひさし氏の著書『自家製 文章読本』は、1984年に新潮社より単行本として上梓された。文章についての文献、文学作品から広告文、新聞記事、さらには商用文や法律文なども引用しながら持論を披露した一冊。
本・小説

『黒牢城』米澤穂信 ‐ 有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く【書評】

米澤穂信さんの小説『黒牢城』は、2021年6月に角川書店より刊行された歴史ミステリー。第166回直木賞を受賞し、4大ミステリランキングにおいてすべて1位に輝く。有岡城内で起きた不可解な事件の謎を土牢の官兵衛が解く。
本・小説

『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』俵万智 ‐ どうすればもっとよくなるか【書評】

俵万智さんの著書『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』は、2004年9月に新潮社より刊行された。本書から学ぶことは、短歌を作るうえでの「言葉の技術」について。
本・小説

『決定版 一億人の俳句入門』長谷川櫂 ‐ 約束事とその理由などを学べる総論【書評】

俳句にはいろいろな約束事があるが、その生まれた理由を知ることが大事。長谷川櫂さんの著書『決定版 一億人の俳句入門』は、俳句の定型、切れ、季語について重点的に学べる。さらに、類句という問題や、歳時記と暦、日本語の構造についても取り上げている。
本・小説

『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』まずは基礎をしっかりと【書評】

『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』は、基礎から丁寧に学べる俳句の入門書で、対話形式で書かれている。出版社のPHP研究所の方が生徒役。著者が仰っているように、本書に書かれている俳句の型を知れば、誰でも俳句を作れそうな気がする。
映画・ドラマ

『竜とそばかすの姫』主人公の歌声と成長する姿が心に響く【アニメ評】

アニメ映画『竜とそばかすの姫』は、細田守さんが原作・脚本・監督を務めたスタジオ地図制作による作品。主人公役に京都出身のミュージシャン・中村佳穂さんを抜擢。その他のキャストは、佐藤健さん、成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさんら。
映画・ドラマ

『ガリレオ 禁断の魔術』科学トリックと人生のドラマを両立【ドラマ評】

福山雅治さん主演のガリレオシリーズ、新作テレビスペシャルドラマとして『ガリレオ 禁断の魔術』がフジテレビの土曜プレミアムで放送された。本作での共演は新木優子さんや北村一輝さんら。
タイトルとURLをコピーしました