評論・随筆・その他

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『図説 教養として知っておきたい 日本の名作50選』日本文学の金字塔50編【書評】

『図説 教養として知っておきたい 日本の名作50選』は、2016年10月に青春新書より刊行された。編者の「本と読書の会」は、本と読書を心から愛する同志の集い。
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『日本語の作法 しなやかな文章術』中村明 ‐ 研究成果を踏まえた文章読本【書評】

中村明氏の『日本語の作法 しなやかな文章術』は、2018年10月に青土社より刊行された。これまでの研究成果を踏まえながら、集大成としての文章読本を目指されたそうだ。
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『文学の用語』野中涼 ‐ 200語について、具体例を添えて詳しく解説【書評】

野中涼氏の『文学の用語』は、2015年9月に松柏社より刊行された。文学用語200語を、ジャンル、レトリック、モチーフ、批評・研究の4グループにまとめ、具体的に分かりやすく解説している。
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『若い読者のための短編小説案内』村上春樹 ‐ 大学で行った授業がきっかけで上梓【書評】

村上春樹さんの『若い読者のための短編小説案内』は、1997年に文藝春秋より刊行された。本書の中で何度も触れているが、文学評論にしたつもりはなく、読書案内として書いたとのこと。上梓のきっかけは、アメリカのプリンストン大学と、タフツ大学にて行った授業。
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『文学とは何か』加藤周一 ‐ 戦後日本を代表する知識人が31歳の時に書いた評論【書評】

加藤周一氏の『文学とは何か』は、1950年刊行の角川書店・角川新書、1971年刊行の角川選書を経て、2014年7月に角川ソフィア文庫から刊行された。氏は戦後日本を代表する知識人のひとり。文学とは何かという抽象的な問いについて書かれている。
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『60歳で小説家になる。』森村誠一 ‐ 小説家の資質や心構えなど【書評】

森村誠一氏の『60歳で小説家になる。』は、2013年1月に幻冬舎新書として刊行された。主に定年を迎える方に向けて、エンターテインメント系寄りの立場で書かれているが、小説家の資質や心構えなど、年齢やジャンルを超えて共通する記述が多い。
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『小説の書き方:小説道場・実践編』森村誠一 ‐ 小説の書き方の基本を一通り網羅【書評】

森村誠一氏の『小説の書き方:小説道場・実践編』は、小説の書き方について、一通り網羅した内容になっている。要点を押さえ、基本を解説した本。森村氏の小説作法に興味がある方はもちろん、基本をマスターしたい方におすすめの本である。
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『文章読本』中村真一郎 ‐ 文章を書く道標と近代百年の口語文の歴史【書評】

中村真一郎氏の『文章読本』は、文学志望者という専門家たちではなく、一般向けに書かれている。ただし、あとがきで著者が述べられているように、文学者にとって暗黙の了解事項とされる文章の基本要素そのものを考え直す機会になる。
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長編小説を書き始める前に知っておきたいこと(公募ガイド)

公募ガイド2022年1月号に長編小説の書き方についての特集がありました。これをまとめたり、内容をふくらませたりしながら書いた記事です。表紙の惹句は「構造を知らなければ長編小説は書けない!」。特集のタイトルは「あなたの知らない長編小説の方程式」。
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『選べなかった命』河合香織 ‐ 母体保護法の矛盾、優生思想、医療の疲弊【書評】

河合香織さんの『選べなかった命: 出生前診断の誤診で生まれた子』は、2018年7月に文藝春秋から刊行されたノンフィクション作品。本書は、2019年度の第50回大宅壮一ノンフィクション賞と第18回新潮ドキュメント賞をW受賞した。
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